ゼロスポ鍼灸整骨院新松戸けやき通り・360°鍼灸整骨院です。

腰痛と一言で言っても様々な症状を起こすことがあります。

腰そのものに痛みが発生したり、腰のみではなく脚の痺れや冷感など、神経に作用するものまであります。

今日はその中でも「坐骨神経痛」について解説していこうと思います。

 

坐骨神経痛はお尻から足の後ろ側にかけての痛みやしびれ、麻痺などの症状のを「坐骨神経痛」と言います。

坐骨神経痛を病名と思われている方がいますが、頭痛や腹痛と同じ症状を表す言葉です。

いろいろな原因によって坐骨神経が圧迫されたり刺激を受けることで痛みやしびれなどが起こり、その症状を総称して「坐骨神経痛」と呼んでいます。

 

原因としては、①腰椎椎間板ヘルニア、②腰部脊柱管狭窄症、③腰椎すべり症、④梨状筋症候群、⑤仙腸関節炎などです。

坐骨神経痛の症状はの原因は、腰椎（背骨の腰の部分）に起こる異常によって坐骨神経が圧迫され、下肢（足）に痛みやしびれを引き起こします。

 

「坐骨神経痛」はあくまで症状に過ぎないので、「坐骨神経痛」の症状が出てしまう主な疾患について、ここからは解説していきます。

 

①腰椎椎間板ヘルニア

背骨は骨の部分である椎体とクッションの役割を担う椎間板の二つで構成されています。

この椎間板が不良姿勢や圧迫によってはみ出てしまう時に、

腰椎椎間板ヘルニアは起こります。

椎間板がはみ出てしまうと、神経の圧迫を起こして坐骨神経痛になります。

②腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症は、先ほど話した腰椎椎間板ヘルニアと同じく、背骨の部分で椎間板がはみ出てしまうことで、神経を圧迫することで症状が現れます。

ここで腰部椎間板ヘルニアと違うのは、神経の圧迫する位置や脊柱管自体が変形し、狭くなることで起きるという違いにあります。

腰部椎間板ヘルニアは斜め後方に椎間板がはみ出るために、坐骨神経痛の症状の多くが片方に出ることが多いとされています。

一方で、腰部脊柱管狭窄症は神経の根本に作用してしまうため、両側に神経症状が出ることが多いです。

③腰椎分離症、すべり症

ジャンプや腰の回旋を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。

「ケガ」のように1回で起こるわけではなく、ゴルフや野球などの練習などで繰り返して腰椎をそらしたり回したりすることで起こります。

分離症は10代で起こることが多く、繰り返し腰部にストレスがかかることで、すべり症に移行することがあります。

分離やすべり部分での神経圧迫が原因で坐骨神経痛の症状が出ることが多く報告されています。

④梨状筋症候群

梨状筋は、脊椎の下部にある大きな三角形の骨（仙骨、または尾骨）の前面から、

太ももの骨の外側の飛び出している部分に伸びている筋肉です。

走っているときや座っているときに、股関節を回旋させる筋肉を通る坐骨神経が、梨状筋の下から出る位置で梨状筋に圧迫されることがあります。

近年では長時間のデスクワーク、運動不足による筋力低下なども原因として考えられています。

⑤仙腸関節炎

仙腸関節炎の原因としては以下のものがあります。

交通事故や高いところからの落下などの突然の衝撃により仙腸関節にダメージが加わったり、

脚の長さの不一致や脊柱側湾症が原因になり、骨盤の片側に不均一な負担がかかります。

妊娠出産も関節全体がリラキシンによって緩んでいる状態なので、お腹に子供がいるときもですが、生まれた後も2年ほど関節が緩くなるので、歩行時や重い荷物をあげるときに負担になり痛みが生じます。

これらが生じた際に神経に圧迫がかかり坐骨神経痛が起きます。

坐骨神経痛症状を起こさないための対策

上記に述べた疾患はどれも原因が一概に一つとは言えませんが、共通して大切なことがあります。

それは腰部や脚周りの筋力低下が起きているといううことです。

筋力低下が起きることで、不良姿勢が起きてしまったり脊柱への圧迫が起きています。

ここで必要な筋肉とは何か。

「腸腰筋」と「腹横筋」です。

この二つはインナーマッスルに分類され、非常に鍛えにくい筋肉とされています。

通常、ご自身の体を動かして鍛える方法で、筋力をつけるのに毎日繰り返して3年かかると言われています。

非常に非効率な方法と言えませんか？

当院では「楽トレ」というEMSを用いた方法でインナーマッスルを鍛えることをお勧めしています。

なぜなら、平均ですが通常週2回、3ヶ月やるだけでインナーマッスルを鍛えることができるからです。

ゼロスポ鍼灸整骨院新松戸けやき通り・360°鍼灸整骨院では、お身体の不調を訴える患者様の相談を受け付けています。

何かお悩みの症状がございましたら、ゼロスポ鍼灸整骨院新松戸けやき通り・360°鍼灸整骨院にご相談ください。